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神戸大学大学院・人間発達環境学研究科・人間環境学専攻・社会環境論

神戸大学・発達科学部・人間環境学科・社会環境論

専門分野:人文地理学・農村地理学・社会地理学・コミュニティー論


担当授業科目:

□ 発達科学部・人間環境学科・社会環境論

「人間環境科学概論」,「社会環境概論」,「地域社会環境論B」,「コミュニティ論」,「農村開発論」,「コミュニティ論演習A」,「コミュニティ論演習B」,「フィールドワーク実習」

□ 大学院・人間発達環境学研究科・人間環境学専攻・社会環境論(博士課程前期・後期)(2007年の改組前の名称:総合人間科学研究科)

「農村地域構造特論I」、「農村地域構造特論II」、「農村地域構造特論演習」

□ 大学院・文化学研究科・社会文化論講座<独立研究科(博士課程後期課程)>

「地域空間構造論」「地域空間構造論演習」


現在の研究課題:

現在の地域コミュニティーの変容のプロセスを人口移動・社会移動や社会集団の相互作用などの人間の行動様式と,都市化・工業化などのコミュニティーをとりまく地域社会環境との関連の視点から明らかにする。具体的には以下の通りである。

1)グローバリゼーション化における在日インド人社会を、集合的アイデンティティと場所との関係から分析を行っている。特にIT技術者が急増し新たな移民コミュニティが形成されつつある東京都江戸川区西葛西や横浜市、古くからの定住地である神戸をフィールドに継続的に調査研究を行っている。

2)経済自由化政策下,急激な工業化・グローバリゼーションを経験している開発途上国・インドを事例に,農村コミュニティーの変化を住民の社会階層と社会移動・人口移動との関係の視点から明らかにする。

3)阪神・淡路大震災による被災者の避難行動と居住地移動を,住民の社会階層やコミュニティーとの関わりなど,被災者をとりまく社会環境に着目し,避難行動と居住地移動をめぐる制約条件を解明し,被災地の地域再興,コミュニティーの再生のための提言を行う。また,社会的弱者である被災高齢者をめぐる問題の解決方法を示すと同時に,震災により社会階層間の格差が下方へ拡大再生産されるメカニズムを明らかにする。

4)都市近郊農村における混住化,および遠隔地農村の過疎化・高齢化によるコミュニティーの機能低下と地域問題発生のメカニズムを明らかにし,コミュニティー再生と地域問題解決の方法を示す。


主要著書論文:

○著書(分担執筆)

 グローバル化とインド系移民社会−脱領域化と再領域化の概念の提唱, 山下清海編『現代のエスニック社会を探る-理論からフィールドへ』学文社、pp.168-188,2011.

 グローバル経済下の在日インド人社会における空間の再編成−脱領域化と再領域化に着目して, 高原明生・田村慶子・佐藤幸人編『現代アジア研究 第1巻 越境』慶應義塾大学出版会、pp.269-295,2008.(南埜 猛と共著)

□ Emerging New Industrial Spaces and Regional Developments in India, H.Okahashi (eds.), Manohar, Delhi, 195p., 2008.

□ 日本のインド人社会, 山下清海編『エスニック・ワールド』明石書店、pp.239-249,2008.

□ 外国人労働者,上野和彦・椿真智子・中村康子編『地理学概論』朝倉書店、pp.118-122.,pp.124-125,2007.

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□ インド農村から見たグローバル化ー脱領域化と再領域化ー、岡橋秀典・日野正輝・友澤和夫・石原潤編『二つの大国の変貌−グローバリゼーション下のインドと中国−』広島大学総合地誌研究資料センター、pp.187-196、2005.

□ 都市の災害、北川建次編『現代都市地理学』古今書院、pp.83-90、2004

□ グローバリゼーション下の在日インド人社会ーエスニック集団と「場所」との再帰的関係、秋田茂・水島司編『現代南アジア 第6巻 世界システムとネットワーク』東京大学出版会、pp.347-367、2003. (南埜 猛と共著)

□ 『インドの新しい工業化ー工業開発の最前線からー』古今書院、2003(岡橋秀典編著)(分担執筆)

□ グローバリゼーションと開発途上国の都市圏外農村ーインドの1農村を事例にー、村上 誠編『現代インドの農村ーその四半世紀の変貌』、広島大学総合地誌研究資料センター,pp.139-149、1999.

□ 開発途上国の経済成長と農村環境、社会環境論研究会編『社会環境と人間発達』大学教育出版、pp.154-166,1998

□ 阪神大震災被災者の居住地移動からみた社会階層間格差の拡大,森川洋編『都市と地域構造』,大明堂,pp.40-63, 1998

□ 工業団地開発と近接農村の社会構造ーインド・M.P.州チラカーン村の事例ー,岡橋秀典編『インドにおける工業化の新展開と地域構造の変容』広島大学総合地誌研究資料センター,pp.105-138,1997.

□ 阪神大震災後の被災高齢者の居住地移動,石原照敏監修『国際化と地域経済』,古今書院, pp.182-196,1997.

□ Conceptualizing social changes of Japanese rurban villages- rural diversification and interaction of social groups. Sasaki, H. et. al. (eds.): Geographical Perspectives on Sustainable Rural Systems, Kaisei Publicatios, pp.44-53. 1996,(Takahashi.M.と共著)

□ Conceptualizing social changes of Japanese rurban villages- recomposition of local community organizations. Sasaki, H. et. al. (eds.): Geographical Perspectives on Sustainable Rural Systems, Kaisei Publicatios, pp.293-302.1996,(Takahashi.M.と共著)

□ ある中学校における避難者の推移,神戸大学震災研究会編『阪神大震災研究1ー大震災100日の軌跡』神戸新聞総合出版センター,pp.117-121,1995.

□ 瀬戸内海島嶼部における高齢化問題,由比浜省吾監修『地域構造の変容と地域開発ー瀬戸内から日本への 問題提起』大明堂,pp.255-264,1993.

○訳書(共監訳)

□ 『農村開発の論理ーグローバリゼーションとロカリティー(上・下)』(Hoggart,K., Buller,H.著),古今書院,374p.1998.(岡橋秀典と共監訳)

○論文

□グローバル経済下のインドにおける空間の再編成 -脱領域化と再領域化に着目して、人文地理62-2, pp.132-153, 2010(査読有).

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グローバルシティ・東京におけるインド人集住地の形成−東京都江戸川区西葛西を事例に国立民族学博物館調査報告83、pp.41-58, 2009、(査読有)

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Sawa Munenori and Minamino Takeshi,Emerging of An Indian Community in Tokyo: A Case Study of Nishikasai,The Indian Geographical Journal 82-1, pp.7-26,2007

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□ グローバル化にともなうインド農村の変容―バンガロール近郊農村の脱領域化と再領域化―、人文地理58-2,pp.1-20,2006.(南埜 猛と共著)(査読有)(人文地理学会学会賞受賞論文2007年受賞)

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□ 在日インド人社会の変遷−定住地神戸を事例として− 、兵庫地理、50,pp.4-15,2005.(南埜 猛と共著)


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□ インドにおける地理学の発展と研究動向、地理科学 no.54, pp,58-67,1999.(S.P.Subbiah、南埜 猛と共著)

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□ Rural population change and migration in Radhallavpur village, West Bengal, India.(インド西ベンガル州ラダバラブプール村における農村人口の変容と人口移動) Annual Report of Research Center for Regional Geography no.4, pp.59-72,1995.

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□ 農村活性化に関する地域政策と地域変容の相互関係ー和歌山県上富田町の農村活性化土地利用構想を事例にー,日本研究, no.8, pp.1-19,1993.

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□ 大都市近郊山村の再編成と地域の対応ー被合併山村・広島市安佐町における農協活動を中心としてー, 広島大学農業水産経済研究, no.4, pp.33-56.1992.(岡橋秀典と共著)

□ 近郊農村の地域社会における高齢者の役割ー広島市近郊農村を事例にー,地理科学 no.49, pp,174-185,1991.

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□ 広島市安佐南区の近郊農村における混住化の進行,地理学評論 no.63, pp.653-675,1990.(査読有)

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□ 広島市周辺地域における農村地域の類型化ールイス・マウンドモデルとの関連においてー,人文地理 no.40, pp.118-143,1988.(査読有)

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□ 備前地方における明治期行政区画の変遷,地理科学 no.41, pp.17-32,1986.(査読有)

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○その他

□ 2009. (科研報告書)『越境するインド人社会−出身地と定住地との相互作用』

□ 2006.『日本総論II(人文・社会編)(日本の地誌2)』朝倉書店(分担執筆)

□ 2005.『近畿圏 (日本の地誌8)』朝倉書店(分担執筆)

□ 2005.(事典)真田信治・庄司博史編『日本の多言語社会』岩波書店(分担執筆)

□ 2005.(2007増補改訂)神戸大学発達科学部編集委員会編『キーワード人間と発達 増補改訂版』大学教育出版(分担執筆)

□ 2004.(科研報告書)『グローバリゼーション下のディアスポラ : 在日インド人のネットワークとコミュニティ』
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□ 2001.(報告書)『越境する南アジア系移民ーホスト社会との関わりー』文部省科学研究費・特定領域研究(A)「南アジア世界の構造変動とネットワーク」 Discussion Paper No.13. 178p. (南埜 猛、関口真理と共編)

□ 2001.(報告書)同上に所収「グローバリゼーションと在日インド人社会」pp.143-178. (南埜 猛と共著)

□ 2001.(シンポジウム発表要旨)高齢者への地理学者のまなざしー高齢化社会を考える人を考えるー、地域地理研究 no.6、pp.73-74

□ 1999.(報告書)グローバリゼーションとインド農村のローカリゼーション-ローカルな経済活動と権力構造-、文部省科学研究費・特定領域研究(A)「南アジア世界の構造変動とネットワーク」編『南アジアの構造変動:ミクロの視点から』pp.89-106

□ 1999.(報告書)日本の南アジア系移民の歴史とその動向、文部省科学研究費・特定領域研究(A)「南アジア世界の構造変動とネットワーク」 Discussion Paper No.2. 48p. (南埜 猛、工藤正子と共著)

□ 1997.(報告書)阪神大震災後の被災高齢者の居住地移動、神戸大学文部省特定研究プロジェクト・チーム;特定研究 「兵庫県南部地震に関する総合研究」

□ 1996.(学界展望)農村、人文地理 no.48-3, pp.31-34.

□ 1996.(辞書・分担執筆)『日本地名大百科・ランドジャポニカ』小学館

□ 1992.(分担執筆)農村開発企画委員会編:『農村地域活性化総合計画調査ー(1)土地利用促進計画ー報告書』74p. 農村活性化土地利用構想適用事例の検討ー廃園転換型・和歌山県上富田町 pp.55-66.

□ 1990.(分担執筆)広島県立大学生物資源学部生物資源管理論研究室編:『都市近郊山村農業の課題と対策ー広島市安佐町の事例的研究ー』135p.安佐町花木団地の現況と問題点(pp.26-38)、花木産地の最近の動向・東海産地の事例ー稲沢市ー(pp.109-112).

□ 1988.(シンポジウム)山村再興・森林維持の可能性(地理科学43-3、 pp.50-51.)


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